水質を悪くする要因としては様々なものがありますが、まず挙げるべきものとして無機有害音による水質の汚染が挙げられます。重金属などの有害なイオンは生体内に蓄積する性質があり、そのために体内の濃度が高くなって健康に被害を及ぼします。この様なことを避けるための水質向上のために、化学反応を使って有害無機物を取り除くということが行われます。このように無機有害物質については化学的な方法がよくとられますが、それに対して有機物の除去は化学反応を用いるなどの単純な方法ではなかなか行うことができません。

それは、有害有機物は単純なイオンの反応などでは除去できないからです。その様な際に用いられるのが、好気性細菌を使った水質の浄化です。有機物質の除去による水質の向上のために用いられる方法は、水中の酸素濃度を上げて好気性細菌の活動を盛んにし、有害有機物質を二酸化炭素と水にまで分解させるという方法です。この方法は、様々な有機物に適用でき、かつ外からのエネルギーや労力なども必要としませんので最も実用的な方法と言えます。

この方法を実現するためには、水中の酸素濃度を上げる必要がありますが、そのために用いられるのが散気管です。多くの散気管は、パイプ状の物の側面に小さな穴やスリット空いた器具です。このパイプの部分に空気を通すことによって、側面の穴から泡として放出し周囲の水の酸素濃度を上げます。このように散気管は、有機物を分解する際の酸素濃度を向上のために大変重要な役割を持っています。