私たちが安心して水道水を飲めるのも、水道水が大変綺麗なものだからです。この綺麗な水道水というのは、自然界の水を浄化することによって得られます。日本のこの技術は大変優れたもので、日本以外の世界の国々で水道水をそのまま飲めるというところはほとんどありません。私達は大変恵まれた環境で生活を行っている訳です。

水道水は川や湖などなどの水を浄化して得られる訳ですが、その過程は何段階かに分けられます。まずは石や砂などの大きな固形物を取り除くという処理が行われます。色々なものを積み上げたの中に水を通して、それらを取り除くという方法が行われす。次に行われるのが、さらに水中に浮遊している固形物を取り除くということです。

これについても物理的な方法がよく用いられます。その次に行われるのが水中の有機物の除去です。有機物の除去は、単純な化学反応ではできないという側面を持っています。それは有機物が、無機イオンなどのような極性を持っていないものもあるからです。

通常の化学的な方法での除去は簡単にはできません。多くの有機物の除去のためには、好奇性細菌による分解が用いられます。これは水中の酸素濃度を高めることによって、好気性細菌の活動を活発にし有機物を二酸化炭素と水にまで分解させるというものです。そのために水中の酸素濃度を上げる必要がある訳ですが、その際に用いられるのが散気管と呼ばれる器具です。

散気管はパイプ状のものがほとんどですが、その側面に穴やスリットは空けられています。パイプに空気を通し側面から空気などの泡を出して、水中の酸素濃度を上げようというものです。そのことによって、好気性細菌の活動を活発にし有機物を分解させます。この様に散気管は、水中の有機物を取り除く際の処理にとって大変重要なものです。