スクラバーは、ガスを処理して大気に放出可能な状態にある装置です。大気中に出しても害のないガスにすることを目的に開発されたため、処理するガスの種類は排ガスまたは有害ガスが主になります。処理の仕方は機種で異なりますが、吸着・水線状・薬液中和といった流れが主流です。その機能・用途・形状から、洗浄塔システム、または排ガス処理装置と呼ばれることもあります。

工場などで生じる排ガスの中には人体に有害なものもあり、煙が可視化できる場合には近隣住民にとって不愉快なものとなるでしょう。そういった被害的事象を防ぐために、スクラバーは活用されています。また、排ガスは人体だけでなく、自然界に存在する植物や動物にも悪影響を及ぼす可能性があります。野生動物の場合には、人体や人の身近にいるペットと同じような被害が出るおそれがあります。

植物も大気中の成分で生きているため、枯れる時期でない時に枯れたり、そのまま根絶してしまう可能性も否定できません。人間・動物・植物といった存在に対する排ガスの脅威を低減するため、排ガスが生じる工場にはスクラバーが設置されています。もちろん、この設置は工場で働く従業員のためでもあります。被害を受ける可能性があるのは、その排ガスが広がる範囲の全てに存在するものです。

排ガスや有害ガスによる脅威と実害を防ぐ存在として、スクラバーは重宝されています。多くの健康と命を守ることに貢献する装置ですので、その存在と用途・目的について把握しておきましょう。