工場内から発生しているガスが原因で、従業員や近隣の住民が健康被害に苦しむ可能性がある時には、すぐにでもガスから有害物質を取り除く必要があります。廃棄設備から出てくる排ガスには多くの有害物質が混ざっていて、そのまま大気へ放出すると工場内にまで排ガスが入り込む事になりかねません。スクラバーという機器を使用するのが理想的で、水に溶け込ませる物理吸収タイプと、中和反応による除害を目的とした化学吸収タイプの2つがあります。有害物質を水に溶け込ませると聞くと、本当に十分な効果を発揮できるのかと心配する人もいますが、水は多くの物質を溶け込ませる性質を持っているために問題はありません。

酸性ガスだけでなくアルカリ性ガスや臭気ガスなど、多くの物質に対応できるところも便利な点で、ミストや粉塵に含まれている物質にも注意する必要があります。ゴムなどの素材を加工している企業は、ミストや粉塵の中に多くの有害物質が含まれているので、風量に合わせてスクラバーを選ぶ事が重要です。製品によって処理可能な風量にも違いがあり、規模の大きな工場で使用する際にはスクラバーの規模にも注意してください。排気ガスを高効率に脱臭できる、フラッシング機構を設けた最新の製品も注目されており、オゾンバスも水に溶け込ませることができます。

高濃度オゾンガスは人体にも有害なので、工場から排出されているオゾンガスの濃度は必ず検査を行って、必要な処置をとる事を推奨します。